【なにが禁止される可能性があるの?】



今回新たに出された条例改正案の第九条と第八条によると、漫画・アニメ・ゲーム(実写除く)もので、 法的に婚姻を禁止されている近親者間の性交、又は見た目で性的な描写に見えるもの(性交類似行為)の描写の禁止。


暴力描写や自殺描写、軽重犯罪を誘発する可能性のあるもの(具体例、テロリストや犯罪者が主人公、 若しくは、主人公が他を傷つけるような描写、道路交通法を違反するような描写など)を禁止する内容。


上の問題点、アニメーションにこれを適用した場合、テレビ放送が出来なくなり、 結果として映像における表現の自由を阻害し、アニメーションの業界の各企業の倒産の危険性がある。


■該当シーンがあるアニメ


ワンピース、黒執事、咎犬の血、デュラララ!!、戦国BASARA、薄桜鬼、ルーキーズ
ルパン3世、キャッツアイ、鋼の錬金術師、少女革命ウテナ、機動戦士ガンダム79〜00、キスシス、
GTO、えむえむ、とある魔術の禁書目録、とある魔術の電磁砲、頭文字D、銀魂
ストロベリーパニック、神無月の巫女、純情ロマンチカ、空の境界


等が該当すると思われる。


■上記改正案施行後、R18になる可能性のあるゲーム


FF(ファイナルファンタジー)、戦国BASARA、乙女はお姉さまに恋してる、終末幻想アリスマチック、
北斗の拳、ひぐらしのなく頃に、うみねこのなく頃に、頭文字D、三国無双


等の暴力描写、性交類似行為のあるゲームが該当すると思われる。


アニメーションに関しては、婚姻を禁止されている、若しくは法的に認められていない同性同士、 あるいは未成年者同士の性交類似行為等も対象になるとみられる。


上記に違反した場合の罰則は【二年以下の懲役または百万以下の罰金】です。 これは法人、個人を問わずに適用されます。


第十八条の内容から、保護者及び青少年の育成に関わるもの等に与えられた権限により、 PTAや学校の担任、あるいは教育委員会等が有害と判断したインターネットコンテンツ及び インターネットゲームは、18歳未満の使用及びプレイの禁止をする事上記に該当する可能性のあるもの。


全てのコミュニティーサイトと全てのオンラインゲーム(モンスターハンター、ファイナルファンタジーオンライン等)


禁止される場合の想定できる根拠は、プレイ時間が長時間に及び、学業に支障をきたす。 オフ会等、実際に他人と会う可能性があり、オフ会等で犯罪等に巻き込まれる危険性がある等の理由が想定される。


アニメーション、コミック、ゲーム以外は、その適用範囲ではありません。 ハリウッド映画、EUの映画等の暴力シーンが多いもの。法的に認められていない近親者間の性行為を美しく描いたものは芸術作品という解釈だそうです。


ここで何故可能性という曖昧な表現を使用しているかというと、 この条例改正案自体に人が最終的に判断するという人治法的な内容が含まれているため、 決定する当事者でなければ、何をどの範囲まで規制し、禁止するのかは条例が施行され、運用されてみないと全くわかりません。



※ツイッターで掲載したものを修正し、まとめました。

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